明治ホールディングス傘下企業「KMバイオロジクス社」が開発中の、コロナウィルスワクチンの安全性と有効性が認められました。
新型コロナウィルスワクチンに関する最新グッドニュースです。
かねてから新型コロナウイルスの国産ワクチンの開発を進めてきた「KMバイオロジクス社」は、初期段階における臨床試験において「安全性と有効性の優れた結果が認められた」との報道がありました。
「KMバイオロジクス社」のワクチンは、インフルエンザワクチンと同じ「不活化ワクチン」です。
目 次
国産ワクチンで一番早くうてるのは塩野義製薬製アンジェスワクチン
塩野義製薬のコロナウィルス用ワクチンは、来年2022年4月から接種できます。日本製ワクチンの中では塩野義製薬の「アンジェスワクチン」がトップをきります。
メッセンジャーRNAワクチン
正直いってです。人類に対して初めて試している「mRNAワクチン」より、昔ながらの手法で作られた「生ワクチン」や「不活化ワクチン」の方が遥かに信頼できます。
とにもかくにもmRNAような遺伝子組み換えではない「安心安全」なワクチンを望みます。
米軍がコロナワクチン義務化に反対声明
米国では米軍へのワクチン接種義務化を検討しています。でもです。軍内部からは反対の声がでています。その内容を一部引用します。
米軍へのワクチン接種義務化に内部から反対の声、その理由は
一部の軍関係者たちからは、かなり強硬な反対意見が聞こえてきている。
筆者が耳にしている反対意見は主として、大佐レベル以上の現役・退役高級将校や、感染症やウイルスに知見の深い科学者を含む軍関係機関の研究者、それに軍事研究に関与している高等教育機関の学者などからだ。ちなみに、1918年ごろのインフルエンザ(いわゆるスペイン風邪)で大きな戦力低下を経験したアメリカ軍は、感染症を軍隊にとって極めて重大な敵と考えており、数多くの専門家を抱えて常に研究と対策に取り組んでいる。
また、生物化学戦に関する研究と準備にも余念がないため、細菌やウイルスに関する極めて高度なエキスパート集団も各軍に存在している。そのため、軍関係者たちによる反対意見のほとんどは、ある程度の科学的知見を土台にしており、単なるデマや情緒的反対論とは一線を画しているものと考えられる。
現在アメリカ国内で使用されているワクチン(米ファイザーと独ビオンテック、米モデルナ、米ジョンソン・エンド・ジョンソンがそれぞれ開発した3種類)はいずれもFDA(食品医薬品局)による正式承認を得ていない。それらは全て「緊急時使用」が許可になっている状態であり、いまだに治験中の医薬品である。すなわちアメリカにおいて12歳以上の希望者に実施されているワクチン接種は、大規模集団治験という実験的医療行為にすぎない。
米軍はファイザーやモデルナのワクチンは治験中であり、実験的医療行為だと発言して本気で嫌がっているようです。
日本および世界が望んでるのは、副反応がほとんの無い安全の高いワクチンです。
そんななかスマホでYahooニュースを見てたら、下記の記事が目に飛び込んできたわけです。
国産ワクチン“優れた安全性と有効性”結果
新型コロナウイルスの国産ワクチンの開発を目指す「KMバイオロジクス」(本社熊本市)は、初期の臨床試験で「優れた安全性と有効性が期待できる結果が得られた」と発表しました。
KMバイオロジクスは、新型コロナウイルスのワクチンについて、従来からある技術で、インフルエンザのワクチンにも用いられている「不活化ワクチン」で、2回接種するタイプの開発を進めています。そして、今年3月から国内で行った初期の臨床試験の結果を21日、公表しました。
成人210人を対象にした臨床試験では1回目接種後から2回目接種28日後までに生じた副反応は、接種部位の痛みなどのほか、1人で発熱があったということで、一般的な不活化ワクチンの想定を超えるものではなかったとしています。
また、有効性については、用量を一番多く投与した群では、最も高い中和抗体価などが認められ、一定の有効性が期待できる結果が得られたとしています。
引用:Yahooニュース
「KMバイオロジクス社」のワクチンが一般に接種可能となるのは来年中とのことです。それまでのスケジュールは来年4月には生産体制を整備し、その後最終段階の試験を開始する予定です。遅くとも来年度中には接種できるとのことです。
これは「塩野義製薬」の次に期待できそうです。
副作用が少ない安全性の高い国産「KMバイオロジテクス」のワクチンに期待
ぼくは日本産のワクチンを打って死ぬなら本望だと下記の記事で書きました。国産ワクチンしか接種しないと宣言しているぼくには超朗報です。
第一三共はメッセンジャーRNA(mRNA)
第一三共はファイザーやモデルナと同じ「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使ったワクチンの開発を進めているるそうです。第一三共は「mRNA」ですので予防接種候補からは外します。
シオノギの国産ワクチン接種は4月
前述したとおりで塩野義製薬も国産ワクチンを作っています。こちらは来年4月の提供開始を予定しています。
シオノギ製薬以外では来年度中には国産ワクチンがうてそうです。
それまではコロナウィルスに感染しないように気を付けたいところです。
なんであれ「KMバイオロジクス社」のワクチンは優れた有効性と安全性が認められました。国産ワクチンは副作用が少ないということです。
ワクチンの種類と日本の製薬会社が行っている治験の回数と年数を考えれば、国産ワクチンに期待せざるを得ないです。
明治ホールディングスの株価にも注目です。