2026年1月に伝説の不良マンガの金字塔!クローズの歴史が再び動き出します。
マンガ家・高橋ヒロシ先生による『クローズ』『WORST』に続く正統な続編の連載が決まりました。
このニュースにヤフコメやSNS上でファンが沸き立っています。そんなネット上でも色々とザワついている『クローズ』について、その面白さについて語らせていただきます。
目 次
ダストランド
早速ですが、ヤングチャンピオン 2026年新年3号が発売されました!新作のタイトルは「ダストランド」です。
1. なぜ「楽しみすぎる」のか? 3つの理由
クローズは三池監督による実写映画にもなりました。続編も制作されて映画は大ヒットしました。
映画に関しては主演が「小栗旬」と聞いて「うわぁ!こりゃ絶対ダメじゃん!」っと否定的ながらも、一応映画館に足を運び劇場へ見に行きました。
そしたら予想を大きく上回る中々の内容でした。このCROWSZEROで衝撃を受けたのが芹沢多摩男役の「山田孝之」でした。彼が超絶カッコ良かったんです。
あまりにもカッコよく見えたので、髪の毛を伸ばして「芹沢多摩男」の髪型をマネしたことがあります。
そんなマンガクローズなんですが、今回の「新連載」はただの新作ではありません。この続編が特別な意味を持つ理由は以下の3点にあります。
① 「13年ぶり」の本編再始動
前作『WORST』が完結したのが2013年。それから約13年の時が経ちました。
これまでにはスピンオフ作品(『WORST外伝 グリコ』や『ゼットン先生』など)多数ありましたが、これらの作品は高橋ヒロシ先生本人が描く外伝ではありません。だから作画になじめません。
絵を見みるだけで読む気すら起きませんでした。
ただし「ゼットン先生」と「サブロクサンタ」は読んでいます。なぜなら絵が本家クローズに近いからです。
ということで、今回鈴蘭高校の「正史(メインストリーム)」が読めるのは、まさに奇跡的な出来事と言っても過言ではありません。
ぼく的には高橋先生はクローズから続くワーストの続編は書かないだろうと思ってましたので、喜びもひとしおなんです。超ヒット作を飛ばしたマンガ家さんって、過去の名作に囚われて、ヒット作以降下降線を辿ることが多いのです。
過去のヒット作を上回れるのは、昭和の漫画家で手塚治虫先生をはじめ「ちばてつや」「永井豪」「藤子不二雄」「水島新司」など名だたる漫画家たちです。
最近では鳥山明先生とハンターハンターの富樫先生ぐらいではないでしょうか。鳥山先生は「Drスランプアラレちゃん」の後に「ドラゴンボール」です。
富樫先生は「幽遊白書」の後に「ハンターハンターです」。この二人はまあ化け物ですよ。
ファンにとっては続編が駄作になろうと構わないです。とにかく高橋先生の原作と作画で舞台が鈴蘭高校ならOKなのです。
「正統なる続編」であるということ
「正統続編」という言葉には重みがあります。これはパラレルワールドや過去編ではなく、『クローズ』から『WORST』へと受け継がれてきた「鈴蘭男子高校をメインとした歴史」の続きが描かれることを意味します。
『WORST』のラストのさらにその先、令和という新しい時代の不良たちをどのような伝説を築くのか。時間の流れが繋がっている興奮は、ファンにとって代えがたいものです。
舞台は再び「鈴蘭男子高校」
新作の舞台は、やはり「カラスの学校」こと鈴蘭男子高校。 数々の強者が挑み、誰も完全制覇を成し遂げられなかった(※月島花を除く)あの屋上、あの校舎に帰ることができます。
「今度の鈴蘭は誰がいるんだ?」「最強は誰だ?」という、あのワクワク感が令和の時代に蘇るのです。
2. 今さら聞けない『クローズ』の面白さと凄み
まだ読んだことがない人、あるいは記憶が薄れている人のために、『クローズ』がなぜ「男のバイブル」と呼ばれるのか、その魅力を振り返ります。
① 主人公「坊屋春道」の圧倒的なカリスマ性
『クローズ』の面白さの核は、間違いなく主人公・坊屋春道(ぼうや はるみち)にあります。
- 最強の強さ: 喧嘩の強さは作中随一。なのにそれをひけらかさない。
- 群れない美学: 派閥を作らず、誰の下にもつかない。「最高の男」とは何かを背中で語る。
- お茶目さ: 基本はスケベで適当な性格。この「強さと愛嬌のギャップ」が読者を惹きつけます。 「不良=怖い・悪い」だけでなく、「不良=自由で面白さくてカッコいい」という不良像を確立しました。
- ユーモア:ギャグ的な要素が面白い。クローズやWORSTは緊張と緩和があり、ユーモアセンスが抜群です。
- 独特のニックネーム:高橋先生のニックネームって不思議で、どこかで聞いたことがあるようなあだ名が多いんですよね。リンダマン、ゼットン、キングジョー、キーコ、パルコ。WORSTではビスコ、ブッチャー、ガガとかです。
初めてクローズを見たのは、30年以上前の夜勤明けで朝食を食べに寄った喫茶店でした。そこでタバコを吹かしながらモーニングを食べてる時です。パラパラとページをめくると1発のパンチでヒロミがぶっ飛ぶシーンが出てきました。
春道が一発のパンチで相手をKOするパンチ力に衝撃を受けました。一発のパンチで人間が2,3メートル飛ばされる場面なんてあり得ないのですが、こりゃ面白れぇってなりました。
② 「鈴蘭高校」という特殊な舞台設定
舞台の鈴蘭高校は偏差値最低、不良たちの吹き溜まり。しかし、そこには独自のルールとプライドがあります。
- 番長が存在しない: あまりに猛者が多すぎて、誰も学校を統一できない。
- 派閥争いと友情: 昨日の敵は今日の友。拳で語り合った後に生まれる絆の描写が熱い。 この「未完成のパズルのような学校」を誰がどうまとめるのか?という群像劇としての完成度が非常に高いのです。
③ 「女っ気なし」の潔さ
『クローズ』の最大の特徴の一つは、女性キャラクターがほぼ登場しないこと。 恋愛要素を一切排除し、男同士の意地、友情、対立だけに焦点を絞っています。
この潔さが、物語の骨太さと「男の世界」への没入感を高めています。
④ スタイリッシュなファッションと世界観
登場人物たちが着るスカジャン、ライダースジャケット、チェーン付きウォレットなどのファッションは、当時の読者に多大なる影響を与えました。
THESTREETBEATS
これらのファッションはパンク的ばロックファッションから影響されています。高橋先生はロック好きで「ARB}「THEMODS」「横道坊主」「THESTREETBEATS」などロックバンドのファン公言しています。
リーゼントや革ジャンスタイルが多いのは、永ちゃんの「キャロル」にも影響されているかもしれません。
映画『クローズZERO』の主題歌(オープニングテーマ)は、THE STREET BEATSの「I WANNA CHANGE」です。この楽曲は、作中に出てくるライブハウスのシーンで実際に演奏されました。
「I WANNA CHANGE」は続編『クローズZERO II』でも引き続きオープニングテーマとして起用され、作品のヒットと共に再注目されました。
ぼくは「THE STREET BEATS」の大ファンでして、34年ほど前からビーツの歌を聴き始めて、ライブにも毎回参戦しています。
「THE STREET BEATS」だけじゃなく、「THE MODS」や「THE STAR CLUB」などの大御所ロックバンドには影響を受けています。いい年して今だにライブハウスへ行って拳を突き上げています。
クローズは単なる「ヤンキー漫画」ではなく、「不良&ロック」な世界観がおしゃれでカッコいい。それが高橋ヒロシ作品の大きな魅力です。
⑤ 「カッコいい大人」と「ダサい大人」
子供たちが喧嘩に明け暮れる一方で、物語の端々に登場する大人たちの姿も印象的です。 自分たちのルールで生きる不良少年たちが、やがて社会に出る前のモラトリアム期間として、どのように「男」を磨いていくか。その成長物語としての側面も深く描かれています。
3. 新作への期待
『WORST』では、月島花という「太陽」のような男が鈴蘭史上初めての番長となりました。 その後の鈴蘭はどうなっているのか?
- 新しい主人公はどんなタイプか?(春道タイプか、花タイプか、それとも…?)
- 伝説のOBたちの登場はあるのか?
- 最大のライバル校・鳳仙学園との関係は?
来年1月の連載開始まで、過去作(全26巻の『クローズ』、全33巻の『WORST』)を読み返して、テンションを最大まで上げて待ちましょう!
髙橋ヒロシによる『クローズ』『WORST』の正統続編に当たる新作漫画が2026年1月13日(火)に『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて連載開始される。
【画像】『クローズ』『WORST』の続編が1月より開始
『クローズ』は、1990年から1998年まで『月刊少年チャンピオン』で連載された、髙橋ヒロシによる不良漫画の金字塔的作品。実写化や舞台化もされ、続編『WORST』やスピンオフ作品などの関連作を含めると累計発行部数は9,000万部を超えている。
髙橋ヒロシが原作・作画も務める同シリーズの連載作品としては、2013年に完結した『WORST』以来、約13年ぶりとなる。11月25日(火)発売の『ヤングチャンピオン』24号にて新作の連載開始が告知されるとともに、特設サイトとティザームービーも公開。新作では、『クローズ』『WORST』シリーズと同じく鈴蘭男子高校を舞台とすることが示唆されている。
引用元:Yahooニュース
欲を言えばマンガQPの続編も見たいとこです。このQPも超名作です。
高橋ヒロシ先生の代表作といえば『クローズ』や『WORST』が有名ですが、「最高傑作は?」と聞かれたら、迷わず『QP(キューピー)』を挙げるファンも少なくありません。
この作品は、単なる不良漫画の枠を超えた**「男たちの生き様と、後戻りできない現実」**を鮮烈に描いた傑作です。その面白さのポイントを凝縮してご紹介します。
伝説の暴力装置、石田小鳥(QP)の圧倒的な存在感
主人公・石田小鳥、通称「QP」。 彼は喧嘩が強いというレベルではなく、もはや**「暴力そのもの」**として描かれます。かつて街を恐怖に陥れた彼が、少年院を経て「まっとうに生きたい」と願い、ガソリンスタンドで働くところから物語は始まります。
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静と動のコントラスト: 普段はニコニコと穏やかで不器用な青年ですが、一度スイッチが入った時の圧倒的な破壊衝動。そのギャップが読者に凄まじい緊張感を与えます。
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「強さ」のその先: 拳一つで頂点に立った男が、社会の中で「普通」に生きることの難しさに直面する姿は、大人の読者の胸にも深く刺さります。
「光」と「影」に分かれた親友たちの群像劇
本作の真の面白さは、小鳥の親友であり、現在は裏社会で生きる我妻涼(あずまりょう)との対比にあります。
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表の小鳥、裏の涼: 平穏を願う小鳥に対し、涼は冷徹なカリスマとして暗黒街をのし上がっていきます。かつて同じ時を過ごした親友同士が、交わらない道を歩んでいく切なさとヒリつくような緊張感が物語の核となっています。
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脇を固める魅力的な男たち: 小鳥を慕う後輩や、クセの強い極道、殺し屋たち。高橋先生特有の「男が惚れる男」が次々と登場し、重厚なドラマを編み上げていきます。
高橋ヒロシ節全開の「言葉」と「空気感」
『クローズ』などに見られるユーモアは健在ですが、『QP』はよりハードボイルドでシリアスな空気が漂っています。
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魂を揺さぶる名言: 「右手に拳を、左手に愛を」といった、シンプルながらも重みのあるセリフが、キャラクターの生き様を象徴しています。
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結末の衝撃: 読み終えた後、しばらく呆然としてしまうような、美しくも残酷なラストシーン。この読後感こそが、本作が伝説として語り継がれる最大の理由です。
まとめ
『QP』は、不良少年に有りがちな拳でしか語れなかった少年たちが「大人」になっていく過程で、何を捨て、何を守ろうとしたのかを描いた究極の人間ドラマです。
とりわけ最終巻の殺し屋とのボーリング場での殺し合いのシーンは圧巻でした。
スカッとする喧嘩シーンはもちろんのこと、胸を締め付けられるような友情の終焉、そして「本当の強さとは何か」という問い。読み始めたら、最後までページをめくる手が止まらなくなることを保証します!










