
先日、日本維新の会の「丸山議員」が北方領土は戦争してでも、取り返すしかないという趣旨の発言が問題になりました。
発言自体はまったく問題ありませんが、国会議員が軽々しく戦争するなんて言葉は使わないほうがいいですかね。
しかし、今の日本はロシアからナメられています。中にはこういう議員がいるんだと知らしめるには良かったんじゃないでしょうか。
目 次
ロシアに謝った日本維新の会
で、丸山議員が所属していた「日本維新の会」はロシアに謝ったっていうんです。このニュースを聞いた時、腰から砕けそうになりました。
ロシアは戦後のどさくさに紛れて日本の北方領土を奪っていきました。武力で侵略された領土は武力で取り返すべきです。話し合いもヘッタクレもないですよ。
昔、ロシアは「ウラジーミル・ジリノフスキー」って議員が、東京に原爆落とせと言いました。この発言に比べれば可愛いもんです。
こんなこと言われたことがある側が謝るって・・・。
9条信者TVコメンテーター
テレビでは丸山議員対してコメンテーターはこうコメントしていました。
「日本は戦争ができないんだから!」ですって・・・。
こんな言葉を2人のコメンテーターから聞きました。全国放送でお花畑っぷりを発揮してました。
いやはやもう絶望的な気分が味わえましたよ。
武力には武力
北方領土は日本がポツダム宣言を受諾し、玉音放送が流れ戦争終結して武装解除した後に、当時のソ連が日ソ不可侵条約を破って北方領土に上陸して占領しました。
姑息で汚い侵略のしかたです。
だから本来なら武力を使って取り返すしかありません。丸山議員は当たり前のことを言っております。
フォークランド紛争時のサッチャー元首相の苦悩
1982年にイギリスとアルゼンチンとの間でフォークランド紛争が勃発した時、当時のサッチャー首相はアルゼンチンに奪われたフォークランド諸島を「速攻」で取り返しにいきました。
彼女は毎日戦死した兵士の情報を聞くたびに、苦悶の表情を浮かべていたそうです。
自国の領土は命に代えても守らなきゃいけないといけないということです。
領土は1ミリも譲ってはならない
我が国土は1ミリでも侵されてはいけないんです。その1ミリが国全体になります。
前出のコメンテーターのように憲法9条を盾に戦争できません!と、わけ知り顔で話す。愚かです。
結局は憲法問題にブチ当たる
そもそも憲法は10年に1回ペースぐらいで見直さなきゃいけないといわれています。世界の国々はそうしてます。
同じ敗戦国のドイツは、もう60回以上は憲法を変えています。
中国の軍事費は1994年より10倍に膨れ上がっています。そういった脅威に合わせて憲法を変えなきゃいけません。
軍事費もアップせよ
軍事費といえば日本はGDPの2%ぐらいまで増やせよって話です。今は1%ありません。主要国で1%切りは日本だけです。
2017年の軍議費ランキング
No | 国名 | GDP比 |
1 | アメリカ | 3.1% |
2 | 中国 | 1.9% |
3 | サウジアラビア | 10.3% |
4 | ロシア | 4.3% |
5 | インド | 2.5% |
6 | フランス | 2.3% |
7 | 英国 | 1.8% |
8 | 日本 | 0.9% |
9 | ドイツ | 1.2% |
10 | 韓国 | 2.6% |
しかし、サウジアラビアは2桁いってどエライことになってます。なんにせよ、日本の「0.9%ってどういうことなんじゃい!」ってことです。
日本政府は「日本人を守るつもりないんかい!」とグチを言いたくもなります。
他の国はごぞって軍事費を伸ばしているのに、2018年の日本は9位に落っこちたって話です。
滅亡した古代カルタゴと日本は酷似
9条信者は憲法改正は拒否しといて、女系天皇やら女性宮家の創設は要求します。
女系天皇だとか変えちゃいけないものを変えようとして、変えなきゃいけい「9条」をはじめ「スパイ防止法」なんかは大反対するんです。
戦争を放棄している非武装の日本は「ローマ帝国」に滅ぼされた「古代カルタゴ」になぞらえられます。
滅亡前のカルタゴは軍事には無関心の経済大国でした。状況は今の日本とそっくりでした。
あの「天才将軍ハンニバル」がローマの脅威を訴えていたのにも関わらず、平和ボケしたカルタゴの政治家や市民には、聞き入れられませんでした。
日本のようにお花畑の国民がいる国は滅ぶ
ハンニバルは戦争をしたがっているんだと非難までしました。我々「カルタゴ」は非武装で市民に敵意もない、経済協力もしているから大丈夫だとタカをくくっていたのでしょう。
一方、ローマ側は圧倒的な経済力を誇るカルタゴを潰したくて”ウズウズ”していたのです。カルタゴとは過去の「ポエニ戦争」で2度戦火を交えて、煮え湯を飲まされているし、高い技術力を持った貿易立国で、裕福なカルタゴを脅威と感じていたのです。
そんな潜在能力の高い国が経済力を背景に軍事力を強化されたら、いくら大国ローマとはいえ、苦戦は必至で簡単には勝てなくなります。
窮鼠猫を噛まず
いや「下手したらこっちが負けるぞ!」と危惧するローマは、カルタゴに無理難題を押し付けて、攻め入るための口実を作ろうとします。窮鼠猫を噛まさせようとしました。
しかし、カルタゴ側は譲歩に譲歩を重ねます。業を煮やしたローマは、カルタゴの隣国「ヌミディア」をたきつけて、国境付近を侵犯さます。
当然のごとくカルタゴ側は、これを追い返そうと軍を派遣して応戦します。
そこで「待ってました!」とばかりに、この軍事行動を「条約違反」とみなして言いがかりをつけます。
カルタゴは自国の領土を守っただけです。
でも、そんな難癖をつけられてもカルタゴ側は、貴族達の家族を人質に出し命乞いをします。それでもローマは納得しません。
挙句の果ては武器まで差し出してしまったのです。そこまでしたものの、結局ローマは攻め込んできます。
トコトン追い込まれて「猫を噛みに行った時は」時すでに遅しです。
軍事力を持たない国の末路
なんとか3年間は戦いましたが、まともな「軍事力」を持たないカルタゴの街は灰燼と化しました。
ペンペン草も生えないぐらい焼き尽くされました。市民の多くは虐殺され、生き残った者は奴隷として売られていきました。
大地には草木が生えないように塩までまかれたといいます。古代カルタゴはこうして地球上から完全に滅亡してしまいました。
お花畑の国民と政治家がいる国の末路とは恐ろしいです。
同盟国がいない中立国スイス
日本が取り返しのつかない事態になる前になんとかしましょう。僕はスイスを見習うといいと考えています。
なぜならスイスは永世中立国です。つまり「どの国との戦争にも関与しません」という意味ですね。
スイスという国には同盟国がいないのです。他の国は誰も助けてくれません。だから軍事力を強化して徴兵制もとっています。
徴兵制廃止を3度否決するスイス人
スイス国民の間では目の前のこれといった脅威がない現在では、税金のムダ使いだから「徴兵制廃止」の議論が高まり、賛成か反対かの選挙をおこないました。ここでスイス国民は否決するんです。
しかも3度もです、3度も。こういう国の軍隊は強いんじゃないでしょうか。
日本に徴兵制は必要ありませんが、各家庭の核シェルター率100%のスイスを見習う点がいくつもあります。
世界的な核戦争が起きたらスイスに亡命するのが一番いいらしいですよ。
スイスの民間防衛
スイスの民間防衛という本が販売されているのですが「そこまでやりよるんかい!」ってことが書いてあります。
まだまだ自分も甘いなと思わされた本でした。
戦争が勃発して侵略されたらどうするかということが書いてあるわけです。核攻撃、生物化学兵器などの対応方法が掲載されています。
また自警団を作って近隣住民を守るだとか、レジスタンス活動の方法まで書いてあります。日本の災害時にも役立つ崩壊した建物にいる人の救出方法も読めます。
そして瞠目なのが以下の内容です。
心理的な国土防衛
軍事作戦を開始するずっと前の平和な時代から、敵は、あらゆる手段を使って我々の抵抗力を 弱める努力をするであろう。
敵の使う手段としては、陰険巧妙な宣伝で我々の心の中に猜疑を植え付ける、我々の分裂を図る、彼らのイデオロギーで我々の心を捉えようとする、などがある。新聞、ラジオ、テレビは、我々の強固な思想を崩すことができる。
こうして、最も巧妙な宣伝が行われる。これに騙されてはいけない。戦争の場合、我々の生き残ることを保証するあらゆる処置を取ろう。生き残るためのあらゆる手段を取ろう。
素朴な人道主義に身を任せることが、あまりにも容易なことである、偽物の寛容に身を誤ると、悲劇的な結末を招くであろう。敵の真の意図を見抜かねばならない。
145ページ
今、まさに日本がやられていることです。日本人全員にこれを認識していただきたいです。日本はスパイ防止法がない分やられ放題ですよ。
ハニートラップで政治家の弱みを握り、時には金で支配できるようにします。新聞、TV、雑誌社を使いプロパガンダを行い、外国人移民を多く受け入れて皇室まで壊そうとしています。
内部崩壊させて戦わずに勝つという孫氏の兵法を実践しています。
この本は日本語訳がちょっとおかしくて読みにくいのですが、別の似た本がありますので、読むならそちらをおすすめします。
まとめ
中国は尖閣諸島を奪おうとしています。尖閣沖接続水域に中国海警局の船が毎日航行しています。
尖閣沖に中国公船 正常な軌道でない証しだ
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域の情勢が荒れ模様になっている。
中国海警局の公船が連続62日間も尖閣周辺の領海外側の接続水域を航行したり、領海に侵入したりしているためだ。平成24年9月に政府が尖閣を国有化して以来、最長となっている。
引用元:産経新聞
やつらは沖縄も狙っています。北海道の土地は爆買いされてヤバい状況です。
対馬では大挙して韓国人が押し寄せ「韓国人お断り」という張り紙を張った飲食店がいくつもあります。
民間防衛に書いてあるとおり、侵略とは物理的な武力行使だけじゃありません。日本の敵はあらゆる工作活動を使って、中から崩して戦わずして勝とうとしています。
スイスとは地形も違い人口も少ないです。全てを参考にはできませんが、見習うべきところがたくさんあります。
まずは工作を妨害しなきゃいけません。それには前々から言われている「情報機関」が必要です。
早いとこ日本版モサドを作ってほしいと願うばかりです。