ラグビー日本代表残念でした!!選手たちはよく頑張ってくれました。贅沢をいえばせめて1トライ見たかったです。
でもベスト8は立派です。あの「アイルランド」でさえW杯のベスト4には進めてないのです。
しっかし、南アフリカ代表は強いです。とくにフィジカルがエゲツないです。身長2m級のモンスターが数人いるからかなわんですわ。
それでも恐れずに立ち向かい、南アフリカを焦らせミスを何度も誘発させてました。日本は粘り強く戦いましたが、後半力つきた感じです。
日本ボールのラインアウトで何度もカットされ、スクラムとモールであれだけコントロールされては厳しかったですね。
目 次
国歌斉唱で鳥肌
試合前の国歌斉唱で流選手が涙を流してました。観客もみんな歌っていました。鳥肌もんでした。思わずもらい泣きでしたよ。
外国人選手も観客が君が代をしっかり歌うラグビーは素晴らしいです。ほかのスポーツは歌わないのがいますから・・・。
流選手への批判
国歌斉唱で泣いた流選手を「試合前から泣くなよ」とか「泣いてたら負けるよ」と批判がネットのコメントでありました。
こういうコメントを見てこう思いました。
僕は君が代を歌う機会が年に数回あります。君が代を大声で歌うだけでもなぜかジーンとくるんです。
自分の祖国の国歌、国旗に誇りを持てない人って可哀そうです。
ラグビーはガチで面白い
それしてもにラグビーにはドハマりました。日本戦ではグリーンの「ハイネケンビール」を飲みながら大声でエキサイトしてました。
ワンチームという言葉を胸に戦う桜の戦士たち。
「1人は皆のために、皆は1人のために」というラグビーの精神は、日本人的なのではないでしょうか。
完全なにわかファンですが、あまりにも日本の戦い方が素晴らしくて、ラグビーの面白さにやられました。
W杯前はランキング1位のアイルランドに勝利
大会前はランキング1位のアイルランドに勝つべくして勝ちました。ポゼッション率が高く、パスの多さやキャリー数などの攻めのデータはほとんどアイルランドより上です。
特にディフェンスの数値が驚異的でこの試合でのトライ成功率は、日本が93%でアイルランドは90%でした。日本のひたむきなタックルが実を結びました。
そして古豪スコットランドからは4トライです。堂々たる勝ちっぷりです。開始早々にトライを決められた時は、やっぱ「日本もここまでかぁ・・・」と思っていました。
ところが選手たちは諦めるわけがありません。見事逆転勝利しました。
海外からはブレイブ・ブロッサムズ(Brave Blossoms = 勇敢な桜の戦士たち)と報道されて強さを認められています。
サッカーとラグビー
ラグビーW杯を見てて何故かサッカー日本代表の試合より興奮する自分がいました。サッカー日本代表も試合のがしょぼく見えて困っています。
それはなぜだろう?と考えてみました。
日本VSスコットランド戦の後に、サッカーW杯の1次予選がありましたよね。でもラグビーの面白さにサッカーが上回ることができませんでした。
これは一次予選ということもありましたが、なぜかエキサイトしませんでした。W杯の最終予選や本戦だとさすがに盛り上がるとは思います。
でもゲーム内容の面白さもラグビーが上だと感じました。どこが面白いのかといいますと、サッカーみたいにボール回しみたいな間がほとんどないからではないでしょうか。
ラグビーの試合中はひと息をつく暇がめったにありません。常に攻めてるか攻められています。サッカーでいうとペナルティエリア内での攻めと守りを80分間やっているかのようです。
エキサイトしっ放しです。
傷だらけの選手たち
前述したとおりラグビーは試合内容も面白いです。日本の選手は強豪チームより平均的に小さくて、体中テーピングだらけの傷だらけなのに、とにかく愚直に泥臭く前に出る、スクラムハーフは自分を犠牲にして他を活かす。
とにかく相手チームはみんなデカイです。185cm120kgとかがゴロゴロいます。そんなバケモンクラスの敵が突進してきても気迫のタックルで潰し、スクラムでは押し返し、ボールを取ったら素早いパスをつなぎ、ゴールに向かう突破力は素晴らしいです。
スコットランド戦で日本の4トライ目は、「福岡堅樹選手」本人がボールを奪いディフェンスラインを切り裂いてトラ~イです。
福岡選手は韋駄天ぶりを発揮してたった1人だけで、トライに持ち込むというスーパープレーを決めてくれました。
スピード、精神力、スクラム、技術が向上し、日本は世界の強豪に勝てるようになりました。こういった、献身的な日本のプレースタイルを見てるだけでも感動します。
ラグビーは汚いプレイが少ないのもいいです。サッカーみたいにヒジを入れたりとか、すぐ足を引っかけたりなんかしょちゅうですよね。それですぐ試合が止まります。
ラグビーはそれが断然少ないです。サモア戦ではペナルティが多く試合の展開が何度か途切れましたが、それを感じさせないぐらいの試合でした。
外国人選手が多いラグビーというスポーツ
よくラグビーは外国人が多過ぎるという意見を聞きますが、僕にはまったくイヤな感じはありませんでした。さすがに野球やサッカーなら違和感バリバリあります。
でもラクビーは最初から外国人が多いルールなのは分かってたことでした。そして日本代表の外国人たちは君が代の意味を知る為に「さざれ石」を見に行ったりして心は日本にあります。
そして試合では君が代を歌います。
日本には君が代を歌わない連中が山ほどいます。そんな日本人よりよっぽど日本人らしいです。
ちなみにラグビー日本代表になれる外国人の条件は以下のとおりです。
- 出生地が日本である
- 両親および祖父母のうち一人が日本人
- 日本に3年以上居住している
この3つのどれかを満たしていればOKです。2020年には3年の居住が5年以上になるそうです。そして一度日本代表になると母国で代表にはなれません。
2011年W杯の時の外国人比率を見てください。
No
|
国名
|
外国人選手
|
1
|
サモア
|
15人
|
2
|
アメリカ
|
12人
|
3
|
イタリア
|
11人
|
4
|
日本
|
10人
|
5
|
トンガ
|
9人
|
6
|
イングランド
|
8人
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7
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オーストラリア
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7人
|
8
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スコットランド
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7人
|
日本は4番目で日本だけが突出しているわけではありません。日本人と欧米人とは顔が違うから外国人は多くいるように見えますが、そうでもないということです。ラグビーとはこういうもんなんです。