六代目山口組系三代目弘道会十代目常滑一家若頭が親分の総長に殴る蹴るの暴行で逮捕される

上下関係が超厳しいヤクザ業界でビックリするニュースが眼に飛び込んできました。山口組系弘道会傘下の組員である子分が親分を殴る蹴るの暴行を加え警察に逮捕されました。

暴力団の「若頭」が組長に対して殴る蹴るの暴行の疑いで逮捕 組長に対し「馬鹿野郎」

所属する暴力団の組長に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、組のナンバー2の男が逮捕されました。暴行の疑いで逮捕されたのは、六代目山口組弘道会の傘下組織でナンバー2にあたる「若頭」、中沢秀也容疑者(53)です。

「逮捕された男は組長に対し『馬鹿野郎』と言って、頭を殴るなどしたということです」(記者)中沢容疑者は7月14日、愛知県常滑市の名鉄常滑駅のロータリーで、所属する暴力団組織の組長に対し、頭を平手で殴り、足を蹴るなどした疑いがもたれています。

警察によりますと、暴行の現場を目撃した通行人が警察に通報し、捜査が始まったということです。警察の調べに対し、中沢容疑者は黙秘していて、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、捜査しています。

引用元:Yahooニュース

目 次

十代目常滑一家

十代目常滑一家の初代は、清水次郎長と抗争をしてたと言うんですから驚きです。そんな幕末から続く由緒正しい名門一家で子が親に暴力を振るうというご法度を犯すとは信じられないです。

愛知県警は23日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下の「十代目常滑一家」若頭・中澤秀也容疑者(53)が、自身が所属する一家の総長に対して暴行を働いた疑いで逮捕されました。

中澤容疑者は取り調べに対して黙秘しています。

事件は、今年7月14日午後7時20分ごろ、愛知県常滑市の名古屋鉄道常滑駅のロータリーで発生し、中澤容疑者は自身が所属する常滑一家の総長(73)の頭を平手で殴ったり、足を蹴ったりするなどの行為を行ったとされています。

目撃者によると、中澤容疑者は総長に対して「バカやろう」といった罵声を浴びせながら暴行を加えたとされ、この出来事に気付いた通行人が直ちに警察に通報し、警察が駆けつけた時には中澤容疑者は既に立ち去った後でした。

総長からの被害届は提出されていないものの、付近の防犯カメラの映像などを元に警察は捜査を進め、中澤容疑者を特定し逮捕したようです。

捜査関係者によると、「上下関係が厳しい極道の世界で、子分が親分を暴行するという事例は極めて稀である」と述べており、県警は中澤容疑者と総長の間に何らかのトラブルがあった可能性を探っていて、事件の背後には複雑な経緯がある可能性が指摘されているとのことです。

親分が黒と言ったら白いものでも黒になるという世界において、子が親を殴るなんて前代未聞じゃないでしょうかね。しかも十代続く名跡ある一家で起こるなんて・・・。

「お前また下手うちしやがって」などと怒鳴って暴行してたそうです。よっぽど腹に据えかねたことがあったのかもしれません。

総長さんは『仁義なき戦い』に出てくる日和見の山守組組長(金子信雄)みたいな感じだったのでしょうか。まさに「神輿が勝手に歩ける言うんなら歩いてみぃや」状態だったのかもしれません。

日テレの深夜にやってる任侠ドラマ「日本統一」の世界ならドえらいことになりますよ。

メンツを重んじるヤクザにおいて、あってはならないことが起きましたので、逮捕された若頭の中澤秀也氏はヤクザはやっていけないんでしょうね。指プラス破門か絶縁となりそうです。しっかりとしたケジメを取られそうです。

痴ほう症が暴行の原因か?

でもです。暴行の原因は痴ほう症にあったというニュースが出ています。総長である磯部伸治(73歳)氏の認知機能が衰えてボケがヒドくなり、一人で排泄もできなかったそうです。組織では若頭の中澤秀也氏を中心に組員が身の回りの世話をしていたとの説があります。

まさか暴力団の世界で介護問題が起きるなんて思いもよらなかったです。若頭もまさかヤクザの世界に入って老人の介護をするとは夢にも思っていなかったことでしょう。かいがいしく世話をしたうえでの暴行なら厳しいペナルティはないかもしれません。

しかし、総長のお子さんや奥さんには任せられなかっのかと思わされます。子分からすれば威厳のあった親分のボケた姿は見たくないですよ。

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