工藤会の内部分裂を画策した幹部2人を絶縁処分!「特定危険指定」逃れが狙いか?

北九州市を本拠地とする唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」に対する壊滅作戦が福岡県警によって開始されてから、間もなく11年が経過しようとしています。この間、工藤会の弱体化が進む中、同会内での分裂を画策していたとされる動きが判明しました。この新たな情報は、関係者への取材を通じて明らかになったものです。

目 次

分裂を画策した幹部2人は絶縁処分

今回「絶縁処分」を受けたのは、元工藤会会長代行の本田三秀受刑者(68)と、元幹部執行部で理事長代理を務めていた緒方哲徳被告(49)の二人です。本田受刑者は傷害罪で懲役6年の判決が確定し現在服役中。また、緒方被告は金融商品取引法違反の罪で公判中です。この両名が、2025年1月以降に永久追放ともいえる絶縁処分を下されました。

二人は県警による「頂上作戦」が進行していた最中、数年前まで工藤会内部で中心的な役割を果たしていました。しかし、内部分裂を画策していた情報が上層部によって掴まれ、最終的に厳しい処分が下されたのです。

弱体化が進む工藤会の現状と背景

工藤会の構成員数は、2024年末時点で310人と報告されており、頂上作戦が始まった2013年末の950人から3分の1に縮小しました。若手組員の離脱が相次ぎ、組織の象徴だった本部事務所を含む30拠点もすでに撤去されています。このような状況の中での内部分裂画策の発覚は、組織の統制が大きく揺らぎ始めていることを示唆しています。

壊滅の兆し

福岡県警刑事部の元部長で「頂上作戦」を指揮した尾上芳信氏(64)は、「主要幹部の追放は、組織崩壊の兆候となり得る」とコメント。さらに、「県警は壊滅を最終目標とし、未解決事件の解決や組員の離脱支援など、徹底した取り組みを継続する必要がある」との考えを述べています。

最後に

工藤会に対する頂上作戦の開始から11年、福岡県警による組織壊滅の取り組みは着実に進行しており、その結果としての内部分裂の兆しが見え始めたということでしょうかね。

でも工藤会は関東方面に進出していて東京、千葉県、埼玉県東部にもシノギを広げているようです。

工藤会組織図

役職 氏名 補足情報
総裁 野村 悟 勾留中
会長 田上文雄 勾留中
理事長相談役 菊池啓吾 勾留中
執行部
理事長 後藤 靖 六代目田中組組長
舎弟頭 長谷川泰三
本部長 高橋義博 二代目長谷川組組長
会長補佐 石田正雄 石田組組長
理事長補佐 塩見直之 塩見組組長
理事長補佐 影浦壱治 六代目林組組長
理事長補佐 山中政吉 山中組組長
事務局長 田中十四春 田中(十)組組長
総裁付
総裁付 白石 孝 白石組組長
総裁付 大原康昭 大原組組長(勾留中)
総裁付 船田茂樹 二代目木下組組長
常任相談役 林 政美 林組組長
会長舎弟
会長舎弟 本田三秀 本田組組長(服役中)
会長舎弟 木村 博 (服役中・無期懲役)
会長舎弟 篭縞武志 篭縞組組長(勾留中)
直若
直若 林 孝章
直若 中村数年 中村組組長(服役中・無期懲役)
直若 大原 弘 四代目田口組組長(勾留中)
直若 古本健二 古本組組長(勾留中)
直若 小川幸司 小川組組長(勾留中)

 

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