
CFDとFXの違い
項目 | CFD(差金決済取引) | FX(外国為替証拠金取引) |
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取引対象 | 株価指数、個別株、商品(原油・金など)、債券、仮想通貨など | 通貨ペア(ドル円、ユーロドルなど) |
売買の仕組み | 買い・売りどちらでも取引可能 | 買い・売りどちらでも取引可能 |
レバレッジ | 最大5倍(日本国内の場合) | 最大25倍(日本国内の場合) |
取引時間 | 銘柄によって異なる(例:日経225 CFDは8:45~翌6:00) | 平日24時間取引可能 |
スプレッド | 銘柄により異なる(広めのことが多い) | 比較的狭い(流動性が高いため) |
スワップポイント | 一部の銘柄では発生 | 通貨ペアごとに発生 |
CFDとFXの主な違いのポイント
- 取引対象の違いFXは通貨ペアのみ(例:USD/JPY、EUR/USD)。
- CFDは幅広い資産(株価指数・商品・債券・仮想通貨など)。
- レバレッジの違い日本国内ではFXは最大25倍、CFDは最大5倍(海外ではさらに高いレバレッジも可能)。
- スワップポイントの違いFXはスワップポイント(金利差による利息)が発生し、スワップ狙いの長期運用も可能。
- CFDではスワップが発生する場合と発生しない場合がある(商品CFDや株価指数CFDは、金利調整額が発生することも)。
- 取引時間の違いFXは平日24時間取引可能(為替市場が開いている間)。
- CFDは銘柄によって異なる(例えば、日経225CFDは日本市場に合わせた時間帯、NYダウCFDは米国市場の時間帯)。
- スプレッド(取引コスト)の違いFXはスプレッドが狭い(流動性が高いため)。
- CFDはスプレッドが広めのことが多い(銘柄による)。
どちらが向いている?
✅ FXが向いている人
- 通貨ペアの取引に興味がある
- レバレッジを高く使いたい(国内最大25倍)
- スワップポイントを狙った中長期投資をしたい
✅ CFDが向いている人
- 株価指数、商品(原油・金)など幅広い資産を取引したい
- 株や原油、金などに投資したいが、現物を持たずに売買したい
- 短期トレード(デイトレード・スイングトレード)をしたい
結論
👉 FXは通貨取引に特化、CFDは幅広い資産に投資可能!
👉 どちらもレバレッジを利用した差金決済取引なので、リスク管理が重要!
どちらを選ぶかは、投資対象と取引スタイルによります。