DePIN(分散型物理インフラネットワーク)の代表的な仮想通貨と、それらを取り扱っている国内の暗号資産取引所について説明します。
目 次
DePINの代表的な仮想通貨の種類
DePINの仮想通貨は、分散型ネットワークを通じて物理的なインフラやサービスを提供し、貢献者へ報酬として支払われます。主な種類は以下の通りです。
- ストレージ系: 分散型ストレージサービスを提供します。
- Filecoin(FIL): IPFS(InterPlanetary File System)を利用した分散型ファイルストレージネットワークです。
- Arweave(AR): 永続的なデータ保存を可能にする分散型ネットワークです。
- 無線通信系: 分散型ワイヤレスネットワークを構築します。
- Helium(HNT): IoTデバイス向けの低電力広域ネットワーク(LoRaWAN)を構築します。
- Theta Network(THETA): 分散型動画配信ネットワークです。
- コンピューティング系: 分散型コンピューティングリソースを提供します。
- Render(RNDR): GPUの余剰計算能力を貸し借りできる分散型レンダリングネットワークです。
- Bittensor(TAO): 分散型機械学習モデルを構築します。
DePINの仮想通貨を取り扱っている証券会社・取引所
DePIN関連の仮想通貨は、国内の「証券会社」では現在取り扱いがありません。投資するには、暗号資産取引所を利用する必要があります。
各銘柄の国内取引所の取り扱い状況は変動するため、利用する際は最新情報を確認する必要がありますが、現時点ではbitbankやCoincheckといった国内大手取引所で一部のDePIN関連銘柄が取り扱われている可能性があります。例えば、Bitbankは一部のDePIN関連トークンを取り扱っていることが知られています。
多くのDePIN関連の仮想通貨は、BinanceやOKX、Coinbase Exchangeなどの海外大手暗号資産取引所で取引されています。海外取引所は、国内取引所では扱っていない多種多様な銘柄を扱っているため、DePIN関連銘柄の多くは海外取引所で購入するのが一般的です。







