埼玉県川口市で起きているような難民認定申請者の事件がイギリスでも発生し、その事件に怒った不法移民反対デモの一部が暴徒化した模様です。
イギリスの郊外イングランド南東部エッピングにあるベルホテルの前で反移民デモが行われました。このホテルは難民認定申請者を収容している施設とされています。このホテル前では、数日前から難民の受け入れに反対するデモが行われていました。
当初は平和的なデモが行われていましたが、突如参加者の一部が暴徒化し、警察官や警察車両に対する攻撃が発生しました。英国エセックス州警察は7月18日、暴力行為の容疑者を特定し逮捕する方針を発表しました。
今回のデモは難民認定申請者が性犯罪で訴追された事件をきっかけに行われたものです。
エセックス警察のスチュアート・フーパー本部長補は、「昨夜の事件を受けて、本日特別捜査班を派遣しました。ボディーカメラや防犯カメラの映像を徹底的に調査し、容疑者を特定しています。もしあなたが容疑者の一人なら、警察がドアをノックすることになるでしょう」と述べました。また、暴徒化した人物の多くが「利己的な目的」を持ち、犯罪を起こすために地域外から来たと明らかにしています。
一部の映像では、覆面をした参加者たちが警察車両に物を投げつけたり、車両の上に飛び乗ったり、警官隊と衝突したりする様子が確認されています。また、極右活動家のトミー・ロビンソン氏を含む扇動者たちが、ソーシャルメディア上でこの混乱に関する投稿や映像を広めていることも明らかになっています。
目 次
デモ騒動のきっかけとなった事件
問題の発端となったのは、エチオピア出身の難民認定申請者であるが性的暴行罪3件、少女への性行為をするよう促した罪1件、そして暴力嫌がらせ罪1件で訴追された事件です。ケバトゥ容疑者は、7月7日にエッピングのレストランでピザを食べていた14歳の少女にキスを迫って、翌日にも同様の行為を繰り返したとされています。彼はこれらの容疑について無罪を主張しています。
英仏海峡から船で不法入国
ケバトゥ容疑者は先月末、小型ボートに乗り英仏海峡を渡って英国へ不法入国したとされています。この事件を受けて、地元当局はベルホテルに対し、難民認定申請者の受け入れを停止するよう求めています。
このデモ騒動は、ハダシュ・ゲルベルスラシエ・ケバトゥ容疑者(38歳)が、上記の性的な暴行罪で訴えられた後に発生しました。
事件の詳細と警察の見解
エセックス州警察によりますと、この事件で警察官8人が負傷し、警察車両3台が損傷しました。
警察は、暴徒化したのは地元の住民ではなく、ほとんどが「他の地域から来た人物」であるとの見方を示しています。
エセックス警察は7月18日、「平和的な抗議活動を望む地域住民を引き続き支援する」と強調するとともに、「暴力行為や破壊行為」は決して容認しないと述べました。
スチュアート・フーパー本部長補は、報道機関の取材に対し、「昨夜の事件を受けて、本日特別捜査班を派遣しました。警察官のボディーカメラや防犯カメラの映像を徹底的に調べ、容疑者を特定しています」「もしあなたが容疑者の一人であれば、あなたの家のドアをノックすることになるでしょう」と述べ、厳しい姿勢を示しました。
フーパー氏は、暴力行為の責任を負うべき「利己的な人物」は主に「地域外から来た」よそ者であり、「犯罪を行うために」わざわざエッピングまでやって来たと説明しました。
極右活動家のトミー・ロビンソン氏を含む、右派の活動家たちは、この騒動に関する投稿や動画をSNSで共有しています。
7月17日の抗議活動の映像には、顔を覆った人々が警察車両に物を投げつけたり、飛び乗ったり、警察官たちと衝突する場面が映っていました。
川口市のクルド人問題と酷似
今回の事件はまさに埼玉県川口市で起こっている「クルド人問題」と同じで、川口市でも不法入国中の「難民申請者」などの移民反対派の抗議デモが発生しておりまして、過激化はしていないものの、移民問題として認識されています。どちらも、移民や難民問題が抗議活動を引き起こし、社会的な緊張を高めています。
ただ今回のようにデモが暴徒化するのはうまくないですね。排外主義者とのレッテルを貼られるだけです。そうなると敵を利するだけですので、デモは冷静に粛々と行わないといけないですよね。








