東組系「赤松組」路上で暴行後に拉致して殺害した監禁殺人事件で山口組系兼一会内「徳重組」組員らも逮捕

暴力団による遺体なき殺人事件が発生しました。

2025年6月、兵庫県尼崎市で男性(23)が路上で暴行を受けた後、車で連れ去られ、殺害される事件が発生しました。兵庫県警は、指定暴力団・二代目東組系「三代目赤松組」組員(27)ら4人を殺人容疑で逮捕しました。

さらにこの事件に関与したとして六代目山口組系二代目兼一会若中で「徳重組」の33歳の組長と、職業不詳の27歳男性も逮捕されています。この組長は逮捕された同日に兼一会若頭補佐から若中に降格されたようです。

目 次

事件の詳細

  • 発生日時・場所

  • 2025年6月11日午後9時半ごろ、兵庫県尼崎市大物町の路上。
  • 犯行の経緯

    1. 三谷容疑者らが被害者男性を路上で殴る蹴るなどの暴行を加え、無理やり車に乗せて連れ去りました。
    2. その後、大阪府能勢町の家屋に監禁し、刃物で足を突き刺すなどの暴行を続けたとされています。
    3. 翌日6月12日午前1時から2時ごろまでの間に男性を殺害した疑いが持たれています。
    4. 殺害後、複数の車を使って遺体を高知県まで運んだとみられています。

これまでの捜査と現状

  • 事件当時、近隣住民からの110番通報がありましたが、警察が到着した時にはすでに犯人らは逃走していました。
  • 県警は、被害男性の携帯電話のGPSを追跡していましたが、山中で途切れたことから、殺害された可能性が高いとみて捜査を進めていました。
  • 今回の殺人容疑での逮捕前、県警は7月以降、この事件に関与した男女10人を逮捕監禁容疑や死体遺棄容疑などで逮捕していました。今回殺人容疑で再逮捕された4人もその中に含まれています。
  • 現在も男性の遺体は発見されておらず、県警は引き続き遺体の捜索を進めるとともに、事件に至った経緯について詳しく調べています。
  • 新たに山口組系兼一会の幹部らも逮捕されています。

 

コメントは受け付けていません。