いよいよ年の終わりが近づいてきましたね。今年も、年末の風物詩である「第76回NHK紅白歌合戦」の出場者が11月14日に発表されました。
久保田利伸(くぼた としのぶ)さんやORANGE RANGE(オレンジレンジ)など、昔から人気のアーティストが再び出場するほか、若い人たちに大人気の幾田りらさん、HANAさん、M!LK(ミルク)といったアーティストが初めて出場することになりました。
そんな初出場組の中で、今、インターネット界隈で「おいおい!ちょっと待って!」と騒ぎになっているのが、韓国からやってきた4人組の女の子グループ、aespa(エスパ)なんです。
目 次
🚨 人気絶頂の韓国発aespaとは?どんなグループ?
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aespaは、韓国の大きな芸能事務所「SMエンタテインメント」から2020年にデビューしました。
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メンバーは、カリナさん(韓国)、ウィンターさん(韓国)、ジゼルさん(日本)、ニンニンさん(中国)の4人です。
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日本では「Supernova(スーパーノヴァ)」など3曲が、インターネットで1億回以上も再生されるくらい大人気!
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アジアだけじゃなく、世界中で知られているので、今年の紅白初出場組の中でも、注目度はトップクラスだそうですよ。
紅白出場が決まった次の日には、番組の公式SNSでも「紅白歌合戦の舞台に立ててとても光栄です!」というコメントと、意気込みを語るビデオメッセージが公開されました。
💥 なぜ騒ぎに? メンバーの過去の行動とは?
実は今、メンバーの一人、ニンニンさんが2022年5月にファン向けのアプリに投稿した写真が、改めて「問題だ!」と話題になっているんです。
それは、ニンニンさんが「可愛いライトを買ったよ。どう?」というメッセージと一緒にアップした、ある卓上ランプの写真でした。
そのランプのデザインが、なんと、原子爆弾が爆発したときにできる「きのこ雲」のような形をしていたんです。
原爆は、広島で約14万人、長崎で約7万人という、たくさんの尊い命を奪いました。そのため、この「きのこ雲」を連想させるデザインのランプの投稿は、日本では「不適切にもほどはある」と問題視され、「aespaの紅白出場を取り消してほしい」という声が、一部のSNSで出てきてしまったのです。
、オンライン署名サイト「change.org」では「aespaの紅白出場停止を求めます」と題した署名活動も始動しており、18日時点で5万7000件を超える賛同が集まるなど、反対署名は5万件超えています。
🌟 今年は特別な年だからこそ…
今年は戦後80年昭和100年という、平和について特に考える節目の年です。
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紅白の司会は、広島出身の有吉弘行さん、綾瀬はるかさんが担当します。
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番組の最後に歌う「トリ」も、長崎出身の福山雅治さんやMISIA(ミーシャ)さんが務める可能性が高いと言われています。
このように、今年は「平和」を象徴する紅白歌合戦になるかもしれないので、ニンニンさんの過去の一件が、より大きな問題として取り上げられているわけです。
実は、2018年には、日本でも大人気の韓国のアイドルグループ「BTS」のメンバーが、過去に原爆のきのこ雲のような写真がプリントされたTシャツを着ていたことが問題になり、急きょ日本の音楽番組への出演が取りやめになったこともありました。
✍️ 署名活動も始まり、NHKの回答は?
この件について、インターネット上では「BTSは出演取りやめになったのに、aespaはいいのはおかしい」「戦後80年の紅白に出すのはどうかと思う」といった厳しい意見が上がっています。
この状況を受けて、私たちメディアが11月17日にNHKに問い合わせたところ、担当者から次のような回答がありました。
「ご指摘の件は知っています。所属事務所に確認したところ、当該メンバーには、原爆の被害を軽く見たり、ふざけたりする意図はなかったということです」
そして、aespaの出場決定については、
「今年の活躍」「世の中の人たちからの支持」「番組の企画や演出に合っているか」という3つのポイントから、色々なデータも見て、総合的に判断しました」
とのことでした。
紅白本番に向けて、この騒動がどうなるのか、引き続き注目が集まりそうですね。
💡 次に、あなたが知りたいことは何ですか?
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「aespaの他の曲を教えて」
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「紅白歌合戦の他の出場者を知りたい」
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「戦後80年についてもっと詳しく知りたい」
など、気になることがあれば、お気軽にご質問ください。









